MTBについて

一時は人気の高かったMTBだが、最近はより軽快で街中での取り回しのよいクロスバイクが人気のようだ。しかし僕がMTBを買った20年以上前は、まさかこれらの車種がこんなに流行るとは思いもしなかった。当時はビーチクルーザーとかも流行っていて、ゲイリーフィッシャーなどはかなり高かったような覚えがある。昔はATBという呼び方が一般的だったような気がするが、知らないうちにMTBのほうが定着してしまった。しかし、ゲイリーフィッシャーなどがマウンテンバイクの先祖のように言われているが、僕は今のマウンテンバイクの原型は日本のヤマハにあると今でも思っている。当時、そう70年代の中盤に現れた「モトバイク」や「クッションスポーツ24」は現代のフルサスマシンの元祖と言ってよい。
ブレーキだってその頃はジュニアスポーツ車で前後オイルディスクや、ドラムブレーキなんてのもあったのだから、基本的な構造は当時すでに日本にあったものだ。30年ほど前に静岡の自転車屋で「モトバイク」を見たのが最後でそれ以降ショップで見たことがないが、今思えばあの時買っておけばよかった。しかし、当時はロードレースに夢中で、カーボンロードフレームを買うために「モトバイク」を購入することはなかった。後悔というのはこういうことを言うのだろう。
と、思っていたら、数年前高山市内でモトバイクに乗っている人を発見した。今でもこだわりを持って乗っているんだなと、感動した。陰ながら応援しています。

ところで、下の2枚の写真ですが場所はどこでしょう?

 

ちなみに、白のマディフォックスが僕の自転車ですが、パーツ構成はXTRがない頃のデオーレXTがメインでした。当然前後リジッドのスチールフレーム。
で、場所は右が八ヶ岳の本沢温泉登山道、左は乗鞍岳です。しかし今考えると、雪の降る季節に本沢温泉に行ったり、乗鞍の山頂まで自転車を担ぎ上げてみたり、バカだよねえ。



これが、3000m級の乗鞍岳に行った時のマディフォックスなんですが、当時とはパーツ構成が変わりダウングレードされています。何故かというと、このマディフォックス、大変いい自転車で気に入っていたのですが、請われて知人に安く譲ってしまったのでした。
しかし手放してしまうとまた欲しくなるのが人情。今度はこれの後継として赤いマディフォックス(アルミフレーム)を手に入れ、700cホイールのクロスバイクにしようとしたのでした。

 赤マディフォックス

ところが、ホイールを付けてみてブレーキの位置が合わないことが発覚(ブレーキがカンティなので調整すれば入るだろうとたかをくくっていた)。結局悩んだ末、オークションで売却した。いいフレームだっただけにちょっと後悔しました。
しかし乗れるマウンテンも1台は持っていたいなという気持ちはあって、そんなときまたオークションでビアンキのMTBが安く出ているのを発見した。
車体として出ていたものだが、写真から判断しても使える部品は少なそうな個体。しかしフレーム代だけとしても安かったので、購入することにした。
 ビアンキNTH

結局再利用した部品はハンドルバーとホイール、ブレーキアーチくらいで、その他は総取り替え。ホイールもグリスアップしたものの、あまり良いハブでなくて交換したいところ。
フレーム自体はレパルトコルセのイタリア製。しかも90年代後半、バアンキは世界戦に参戦していてこのNTHはワークスチームレプリカで市販されたもの。マルティニカラーが超絶かっこいい。
ビアンキも今やほとんど台湾製になってしまったが、本国産のビアンキとして大事に乗りたい。
なおその後、サドルをセライタリアのフライトに、ステムをビアンキ純正の短いものに換装。グラベルロードに改造も考えているが、ブレーキをどうするか悩み中。

【2021.06の状況】
やはりグラベルロード化計画を実行する決断をしました。やっぱり700cホイールが好きです。
もともとNTHのフレームはリヤにディスクブレーキの台座があって、現在の流れからすればディスク化なんでしょうが、26に戻したいときも簡単な、Vブレーキにしようかと思った次第。
部品を集め始めたものの、費用は最小限にしたいなと思って、とりあえずロード用のホイールをオークションで入手。フルクラムの安いグレードのもの。ただ、ロードのホイールはリヤエンド幅が130だが、NTHは135のためアタッチメントスペーサも取り付けた。レースに使うわけじゃないので、お手軽にやることにした訳。タイヤは25cがおまけで付いていたがスリックなので、せめてグラベルっぽく28cのグラベル用パターンのものにしたいところだが・・
ホイールセンターは意外とずれなくて、普通に左右はブレーキ調整だけで行けそうだ。ただやはりシューの位置が全然違い、インチアップ用のアームを発注したのだが、なんと片側のバネやカラーが付いていない品物が届いた。購入先はストアだったので、取り替えを請求したところ、対応しますとの返事あったが、代品が届いて作業できるのが翌週になってしまった。
とりあえずホイールだけ当てがってみたところ下の写真のような感じ。クロスバイクになったみたい。
 700cホイール付けたところ

まだギヤ組み替えてないが、今後は、ギヤ組み替えとフロントフォーク交換、ヘッドパーツ交換、ハンドル交換と進む予定。
→ それでこの形になりました。

こうして見ると、普通にロードバイクっぽい。ただMTB改ゆえに、自分にはハンドルが遠くなりすぎてしまった。
ステムを短いのに交換するかな。(2021.6.21)

などと言っていたが最新の状態がこれ。実はドロップバーにはシマノソラのシフタ付けていたのですがやはりMTBパーツとは相性が悪くて思うように動いてくれない。それでシフタを元のXTRに戻したら。さすがにバッチリうまく動く。
最終的には誰でも乗れるようサドルを女性用に取り替えステムも短くした。位置づけとしては街乗り用レーサーレプリカってとこでしょうか。(2021.11.22)



【シンテシー バズーカの話】
このシンテシーバズーカ、かの有名なダウンヒルマシン。ダブルサスマシンが1台欲しくなったのがことの発端だったのですが、たまたまオークションでシンテシーバズーカのフレーム(一部部品付き半完成車)が安く売りに出ていたのを思わず買ってしまったのが運のつき。部品の方が何倍も高くついてしまい、度重なる仕様変更の末、中古部品も活用してなんとか安めに組み上げた。
なんといってもこのシンテシーバズーカは、コラード・エリンによって、1997年ワールドカップDHのチャンピオンマシンとなったものなんで、いいかげんな気持では組めないんですよねえ。
【2006.12.3当時の姿】

スタートとも言うべき、2006.12当時はこんな感じでした。色はコラード・エリンが乗っていたのと同じオレンジ。スイングアームの形状が独特です。シンテシーはドカ乗りにはご存じベルリッキの自転車ブランド。フレームの構造などバイクに詳しい者にはニヤリとする技術がふんだんに使われている。

フロントサスは買った時はシングルクラウンの物が付いていたが、やはりマルゾッキだよなあと思ってトリプルクラウン導入。ただ、本格レース用でない雰囲気だけトリプルクラウンってなものです。
リヤサスはFOXのヴァニラRXが付いてきたのをとりあえず使用。

リムなどホイールはどう見てもDHマシンとは言い難いサンリムのチープなものでしたが、タイヤは手持ちの街乗り用ミシュランTWC1.95でとりあえず組み上げた。
 斜めから見るとこんな感じ。

ところでステムはアゾニック。ん〜ごつい。DH気分を高めてくれるパーツです。ハンドルは手持ちの日東オールラウンダー。レースにはとても使えません。色も黒であんまり合っていない。

ブレーキはヘイズの8インチ、ワイヤー式・・その理由はパーツアッセンブルを見れば判るでしょう。
そう、カンパのフラットバーレバーを使ったからなんです。問題はワイヤーの長さと形状でしたが、なんとか組み付けました。
MTBにはカンパを採用するのは難しくて、ほんとはレコードORとかMTBラインだった頃のケンタウルやらオリンポスのクランクとかディレイラーを入手したかったところなのですがかなり難しく、また最近の特殊形状のフレームには対応が出来ない。そこでより現実的にロード用のFBで組もうと考えたのです。しかしフラット用のパーツをバズーカに組み込むにはハードルは高かった・・

 

クランクはオークションでヴェローチェのトリプルを入手。52-42-30なので、フロントディレイラーがうまく収まるかが心配でした。そのヴェローチェのフロントディレイラーがやっと入手できたので早速あてがってみると・・ガーン、サスアームのリンクに当たる。でもギヤが48であったとしても無理っぽい。古いケンタウルのディレイラーをヤフオクで落札しとけばよかったと後悔。結局暫定的にシマノXTを付けましたが、キャパも合わないしプレートの形状も合わない。

ペダルはまたオークションでサンツアーXCプロを獲得。実はこのペダルはシュパーブプロとボディが共通。こんないい部品も今や手に入らない。さみしい次第です。

それに対するリア廻りは、フリーがアメリカンクラシックのシマノ−カンパ変換フリー。値段高かった。ディレイラーはカンパレコードロング、こいつも高かった。ワイヤー送り変換アダプターの方が安かったかと思いながらも、見栄えの良さでこの組み合わせにしました。
リヤブレーキはヘイズの8インチ。なおバズーカのブレーキ台座は今やほとんどマイナーとなったフォーミュラピッチなんですね。それで前オーナーもインターナショナルのアタッチメントを自作したらしくて、これが付いて来た訳ですが、ヘイズのブレーキを付けるとまた微妙に合わない。それでまたこのアタッチメントを加工して・・という具合でなんとか組み付けることが出来ました。
 
シートピラーはTNIの中古、ノンオフセットタイプ。1997年のエリン車に使用されているものに似ているのでこれにした。シートクランプも色は違うが、エリン車のものと同じような形。
これに取り付けたサドルは1997マウンテンバイク世界選手権チャンピオンのヒューベルト・パルヒューベルの刺繍入りサンマルコ。ダウンヒル用ではない(彼はクロスカントリーの勝者)が・・ちなみに僕はサンマルコ派です。

と、ここまで来たところで冬になり、雪が降って乗れなくなってしまった。
春になって試乗してみると、問題発生!さすがにフロントトリプルは無理っぽいことが判明した。
悩んだ末、ダブルに換装を決断。早速部品を探すが、思ったものがない。ずるずると11月になってしまい、雪の降る前にどうしても完成させたかったことから、思いあまってカンパのカーボンCT48−36を投入することにした。

 

やれやれと思ったら、また雪の季節となり春までお休み。なお、フロントのシフティングはいまひとつ。というのもBBシャフトがトリプルのままなんです。うーん、困った。ロードのBBを移植したものか・・・・

そんなこんなで、長年放置されていたバズーカであったが、2010.9.25の状態はというと・・・
重大な決断とともに、メインの部品を総入れ替え。

 2011.6頃の姿

まず、ハンドルをライザーバーに交換。これに伴い、アゾニックのステムも短い物に交換。(前のはサイズが大きすぎた)シフタとブレーキは97年当時と同じ8速仕様に変更。つまりスプロケットやディレイラーもろともシマノXTに入れ替えた訳だ。クランクはシンテシ純正がオークションで出ていたが負けてしまい、やむなくサンツアーのXC-Proを組み込んだ。ペダルは'97当時主流のシマノM636、シートピラーはシンテシ純正に交換、ホイールはDTのハブにマビックD521+ミシュランXLの組み合わせという、90年代としてみれば現実的なダート用マシンとなった。
スタイルもそれなりにかっこ良くなった。ダウンヒルには厳しいが、フリーライド風ってとこでしょうか。

【追伸】このバスーカは、保有台数削減のため、東京でアルファロメオの整備をされている方にお譲りしてしまいました。大切に乗ってもらえればなと思います。

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ロードレーサーについて

ロードレーサー。この車種が今でも一番好きだ。最近では「ロードバイク」という言い方が主流だけれど、やっぱりロードはただの自転車でなくて「レーサー」でないと気分が高まらない。
極限までスピードを追求した結果としての研ぎ澄まされた形。軽量性と信頼性を高度にバランスさせた構成。機能美としての自転車を考えるなら、ロードレーサーしかない。

 修善寺CSC

ロードレーサーは何台も買っている。これもひとえに「競技用」だからであって、自分の走りに合うものを乗っては試し、良ければ使い、悪ければ捨てるという性格のものだからだろう。87年頃は3月の修善寺、6月の内灘、9月のグリーンピア、あと市民ピストと、貧乏プライベーターとしてはこのくらいが限界だったが、一番走り込みをした頃でもあり、結果も良くはなかったが、納得できるものは得たと思っている。パーツも貧乏なためスプリントだったが、RDのプーリー、ペダルとWレバーだけシュパーブを使っていた。これが四号機のグリーンモンスターカラーのグランヴェロ。なお、この機体の印象が良かったことから、僕は国産マスプロメーカーでは今でもBSが好き。

  グリーンモンスター グランヴェロ

   TT仕様

もっとも当初は上の写真のように、初号機から移植したカンパスーパーレコードRDとデュラエース32HLFハブを使用。リムはスーパーチャンピオンのアルカンシェル、サドルは当時出たばかりのロールスだった(このロールス現在も使用)。さらにフロントホイールを26インチとして、特注オフセット可変Fフォーク(設計ShinZan)、ブルホーン装備でTT仕様にしていたこともあった(ただし当時走ることが出来るレースがなく練習とピストで走らせたくらい)。なお、この頃初めてビンディングペダルを採用した。(ルックPP75)
このマシン最終的には次の主戦マシンに更新するため譲渡してしまった。

ツノダ グランプリレーシングCR

初号機ツノダを初めて使用したのは82年。初めて修善寺に遠征しチャレンジロードレースで使用。スケルトンはスポルティフに近くツーリングには楽な自転車だった。サンツァーを使っていたのはブレーキレバーだけで、アーチはデュラエース。あとはデュラエースEXクランクセットとLFハブ、カンパスーパーレコードRDとレコードFD、チネリN1レコードステム、日東55クリテリウム、チネリ(ユニカ)65サドルといったところ。やはり古い感じがする。
この頃はレースのレベルもそれほど高くなく僕でも完走できたが、年々レベルが上がってついに失格(周回遅れ)になったり、寒い時期で膝を痛めたり、大雪で中止の年があったりと、知らぬ間にエントリーすらしなくなってしまった。レースで戦闘力の高い機体に更新するため譲渡してしまった。

ミヤタ アルフレックスカーボン

上の写真は八号機のミヤタカーボンで、パーツは当初BSからの流用でスプリント主体。その後クランクをカンパのアテナに、ブレーキをコーラスに代えたりして、7年間使用。しかし、SIS全盛の世にあって、よくも7年間も乗ったものだ。この時代の戦歴はことごとく、ビリから数えて入賞クラス。フレームは悪くなかったはずなんだが・・初めての新素材のマシンだった為、自分の走りに合わなかったのか、ただ単に練習不足だったのか?そう考えると不遇な自転車だった。近年ハンドルをオールラウンダーに取り替え、通勤スペシャルに改装した状態でハンガーにぶら下がっていたが、2020年にメンテしてホイールをクリンチャー化。フロントギヤはベローチェのトリプルとして、オールラウンドフラットバーロードとして復活させた。

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クロスバイクなどについて

最近もっともよく街中で見かける「スポーツ車」がこのクロスバイクだろう。ロードバイクには乗りたいけれど、ドロップハンドルはちょっと敷居が高いと考えていて、さりとてマウンテンバイクでは重たいし、格好もスマートでないしということで、実に日本人的な発想をしたときに選択するのがこのクロスバイクなのだろう。まあ、入門用としてはいいとは思うけれど、ここから入った場合、2台目が欲しくなるか、これ1台で満足してしまうかで、その人の自転車に対する考え方を測ることができるだろう。



かっこいい通勤にも使える自転車よこせと、実の兄に言われ組み立てたビアンキローマU。クロスバイクでは人気の高いモデル。安く手に入れてくれと言われたが、まあ兄はスペチャライズのシラスとか考えてたみたいだったが、どうせならビアンキくらい乗ってもらいたかったので、代金はいらない代わりに中古だよ。ということでこれになった。タイヤを23Cに替えたのだが、普段に乗るなら25Cくらいにしとけば良かったかと後悔している。
この後、兄が乗らなくなったので引き取り、メンテした状態ではあったが、知人(以前マディフォックスを譲った人)に請われて譲ったが、結構乗り込んでくれているよう。やはり自転車(というか機械)は使ってくれる人があるといい。



従兄弟が実家に来た時に、上のビアンキを見て「これくれ!」「いやだ」という応酬があり、その後に「草レース(フラットバークラス)に出られる安くてかっこいい自転車」を作ってくれというオーダーが入ったことから、急遽作ったこのフラットバーロード。
ルイガノはピュアレーサーとしての性能は良く判らないが、イメージとしてはチネリに近いのかなと思っている。
まあ、草レースに使う程度であれば全く問題ないだろうし、街でも乗るならガチガチのフレームより、こんなアルミ−カーボンの機体がいいんじゃないかなと思って組んだ。
まあ、鈴鹿に出ると言ったのでシマノ105で組んだのだが、これくらいなら鈴鹿でも恥ずかしくない仕様になったと思っている。



連鎖反応とは恐ろしいもので、従兄弟が再び「友達が1台欲しいと言ってるんで、何とか1台作って!」と言うので、取り寄せた1台。メーカーは問わないという話だったが、唯一「真っ赤がいい」というオーダーだった。
最近は単色のフレームもなかなか無いので、オークションで探していたところ、これが引っかかった。安かったし取り寄せてみると超美品だった。サドルは安いものが付いていたのでセライタリアに交換。ハンドルクリップも赤い新品に交換した。色もソリッドに見えるが実はわずかにラメが入っていて、きれいな赤だ。トレック侮れないな。フォークも頑丈なものが付いていて、ルイガノよりも実戦的なマシンと見た。



クロスバイクではないが、自分が通勤用にしている「ブリヂストンマークローザ」
オリジナルから改造して「スーパー通勤自転車」となっている。ビアンキのプリマヴェーラに負けないものを作りたかったのだが、当時はまだ700C仕様が出ていなくて、26インチのマシン。センタースタンドとし、変速も6段から7段に仕様変更。ハンドルもオールラウンダーに取り替え。変速機はサイクロンを取り付けた。リヤキャリヤはパニア台を装備し、前のカゴは幼児車のカゴ。意外といい。
あとはヘッド小物とクランク、できればフォークもを交換したいなあと思っている。



嫁さんが自転車欲しいというので、自分用に使おうかと持っていたシンテシのフレームをベースに作った1台。7段で幅が狭いフラットバー仕様は意外とかっこ良く組み上がった。ホイールは700C仕様。フロントトリプルにしたので、どんな坂でも大丈夫なくらいローギアード。しかし嫁さんはフロントトップでがんがん走っている。
なお色はジオスの青より若干明るい青。写真ではアボセットのサドルが付いているが、現在は嫁さん用にセライタリアのレディアナトミックが付けてある。



これが僕用に作ったクロスバイクというかシクロクロス。ピュアのシールが付いているのでクロスバイクのフレームのはずなのだが、一般に出回っているピュアのフレームとは構造やマーキングなど全然違い、シクロクロスの形に近い変なフレームだった。
フロントフォークもごつくて、質実剛健のジオスらしい。
通勤にも使えるようにハブダイナモを装備し、「耐久仕様」となっている。シクロクロスだとブレーキはカンティがお約束だが、天の邪鬼の僕はカンパのリニアプル(Vブレーキ)を付けてみた。変速関係もカンパで統一。タイヤはミシュランのクロスジェット。
乗り味は乗り慣れたロードと違い、曲がらないしダッシュも効かない。ランドナー的な乗り心地。
しかし、これまた維持費が出ないことから、オークションで売却してしまった。
なお現在の基準からするとこの機体「グラベルロード」だよなと気付いたのだけど、今更ながら後悔。

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