自動二輪について
Mくんのエリミネーター(+ネコ)とmyKLR250

およそ、自動二輪(原付自転車も含め)というものは、世の中からあまり良く思われておらず、かわいそうなものだが、実は今後の特に「環境」や「自然との調和」という事を考えるともっと利用されてもいいと思う。

自動車など環境だと言って、燃費を良くしたりして威張ったような事言っているが、乗っているのが1人なら、自然環境に対する負荷はオートバイ乗りより断然大きい。だって、たとえ大型の自動二輪を乗り回していても、燃費の20km/Lなんてすぐ出せる。原付など、1リットルで100kmくらい行けるでしょ。

まあ、究極の事言えば、自転車が一番なんだけどね。それはさておき、乗り物としては、車に比べ使う頻度が少なくなってしまった。それと言うのも、一時は3台所有していたものが、いまや1台きりで、しかもほとんど動かない状態となっているからだ。

その1台は、カワサキの90SSです。知っている人も少なくなったが、あの「マッハ」シリーズの末弟で、マッハの名に違わず、ミッションがボトムニュートラルとなっている。(KH系は普通の1-N-2-3-4-5パターン)知らない人が乗ると発進すらできないマニアックな作りとなっている。僕が今まで所有した二輪車はなぜかカワサキばかりで、(これまた偏っている)しかも唯一残ったのが2サイクルマシンと、もうほとんど天の邪鬼状態。

1号車 カワサキGPZ400FU
 中免取って、初めて買った二輪車。買うのはカワサキと決めていて、FXとかGPにしようと思ったが程度の良い中古がなく、これにした。こいつは乗りやすいやつだった。長距離乗っても疲れないし、安かった。今にして思えば、このくらいの車種が一番合っているのかも。

 GPz400FU

2号車 カワサキGPZ400R(U型)
 あまりいい思い出がない車だが1日に最高720kmを走り1泊2日で1370km走ったこともある。しかし、ミッションの入りが非常に悪く、あまりのつらさに手放したようなもの。写真では白赤だが、タンクやカウルを総取り替えして、ライムグリーンにして乗っていた。最後は赤白に戻し、売り払ってしまった。タンク等は雑誌に出したらすぐ売れた。

 GPz400R

3号車 カワサキKLR250
 上に写真があるが、お金がなく中古で買った唯一のオフローダー。当時としては珍しく、水冷4サイクルDOHCのオフ車。デコンプもなく、セルもなく、よく向こう臑にケッチン食らって泣いた。フロントフォークを思い切り上に突き出してキャスターを立て、スーパーバイカーズ風にしていた。当時静岡に住んでいたが引っ越しで持ってこれず、オイルを吹くようにもなったので手放した。このエンジンを積んだオンロードの「CS250」は今でも欲しい1台。

4号車 カワサキ90SS
 今残っている唯一の二輪車にして、2種原付、2サイクルでもある。解体屋で不動車を買って修理した。昔の2ストらしく、下はスカスカで、回転が乗ってくるとドッカンターボのように強烈に速い。静岡へは分解して乗用車で持っていき、岐阜へ来るときは10数時間かけ、自走して運んだ。そのうち、5時間くらいは「修理時間」で、途中キャブを外して清掃すること3回、燃料ホースを取り替える事2回、というほとんど耐久レースの世界だった。道端で分解修理しているとツーリング中の人が心配してわざわざ戻って来て声を掛けてくれたことも・・飛騨へは再び分解して自動車で運搬し、再度組み立てて乗っていたが、こちらでは冬に乗ることが出来ず、放っておいたら不動車に戻ってしまった。その後、タンク内コーティングをやってもらい、エンジン復活。その他パーツなど、いろいろ持っているが、やはりワイヤーやゴムパーツはもう手に入らない。いっそのこと売り払おうかと気弱になっている。

 KAWASAKI 90SS

いままで、いろいろなオートバイを見てきて、ピットクルーライセンスを取って友人のTZ250を触らせてもらったり、知人のホンダSS50をレストアしたりと、二輪車は遊ぶには最適な機械だと今も思っている。90SSも完全復活させるべく計画はしているが、いつになる事やら。

二輪車自体もう1台欲しいところだが、今では家族の理解が得られそうにないので我慢している。好きな二輪車は、新車ならMVアグスタ750F1、クラシックならノートンマンクス、ビンセント、ドカッティMHRといったところ。そう、やはりレーサー系が好き。普通に乗るならカワサキエストレヤかゼファー750くらいがいいなあ。

その前に大型2輪取れってか?

HONDA SS50