「イタ車談義」その35
久しぶりというか、デルタを買って初めてワックスをかけた。実は約3年前、納車の時にポリマーコートをかけてあったのだが、これの寿命はだいたい1年くらい。その後毎年メンテしなくてはならない。元来が不精者の僕はそのままワックスをかけることなく3年もたってしまったわけだ。久しぶりに洗車したのと時間がめずらしくあったので、とりあえずサイド面だけきれいにしたのだ。トラップ粘土で約2時間サイド面を磨いた。疲れたのでワックスもサイド面だけになってしまったわけ。おまけに子供が帰ってきたら、ワックスかけを手伝わせろと言う。よけいに心配が増えるだけなので、丁重にお断りし、ここで作業終了とした。ところがこの間でまたショックな出来事。フロントバンパーを洗っていたら、バンパーにヒビが入っている!
どうもどこかで知らぬ間に縁石へヒットしたらしい。(TOT)。泣いてもしょうがないのであきらめることにした。おまけにワックスをかけたら雨が降り出した。1回乗ったらすぐにどろだらけ。これだからワックスかけはやる気が起こらない。世間の人はいつもマイカーをビカビカにしているが、どうしてあの状態に保持できるのか不思議だ。独身で時間を持てあましているような人ならいざ知らず、家族持ちの人など家の用事をしていないのだろうか?車に時間をかけられる人が羨ましい。うちなどは子供の面倒を見たり遊んだり、布団干したり、洗濯物を取り込んだり、掃除や炊事も当然のごとくやったりしている。車などに手をつけようものなら10分も経たないうちに「あれやって、これやって」という言葉が飛んでくる。おちついて車の面倒を見る時間などない。自分の自由になる時間は夜中だけ。こんな時間にはなにも出来ない。(2002.6.26)

「イタ車談義」その34
デルタのエンジンチェックランプは相変わらず点灯したりしなかったりで、もう当たり前のこととなってしまった。
ところが、さらに発見してしまった。以前からリア周りがゴトゴト言っていたのだが、ついに右リヤのアブソーバからオイル漏れが発生!まあ、判っていたことなので「やっぱりか」と思いながらも、この4月頃からえらくふわつくなと感じたのもこのせいだろう。もう7万キロを越しているので、寿命と見てよい。どうせだからと、ビルシュタインの値段を調べてみるが、1本5万もする。車高調などにした日には軽く50万コースだ。そうそうにあきらめ、純正でいいやと思いガレージワタナベへ電話する。ところが、純正は部品があるか疑わしく、本国発注だとまたまた早くて2週間ときたもんだ。しかも値段は高い。
結局、早くて安い社外品にすることとした。サスもどうせならローダウンくらい入れたいところだが、お金もないし、街乗り専用なので我慢することにした。アッパーマウントあたりも不安だが、使えることを祈っている。
ついでに修理へ出す時、先のエンジンチェックランプを見てもらうことにした。
いつ部品が入るのか。とりあえずここのところはおとなしく走ることにしようと思う。足回りに不安があってはアクセルも踏めない。(2002.6.19)


「イタ車談義」その33
めいほうラテンミーティングに行く。一昨年、デルタを買った次の年に初めて行ったが、その時は第2回だった。去年は忙しくて行けなかったが、今年は嫁さんが「行ってもいいよ」と言ってくれたので、行くことにした。
行ってびっくり。一昨年よりずいぶん規模が大きくなっていた。来ている車は一昨年はプジョーが多かったが、今年はイタ車がかなり増えている。他のイベントとバッティングしないようにセットしたのだろうか。けっこう遠くから来ている車も多い。
しかも、Tipoの編集やら、田中むねよしさんまで来ている。ずいぶんメジャーなイベントになったものだと思う。
内容も飽きさせないようにいろいろ趣向が凝らしてある。プントのキットカー同乗体験などもあった。びっくりしたのは、恒例のジムカーナだが、なんとランチア037ラリーが出走していた。しかも、僕の好きなトーティップカラーだ。カメラを持って行かなかったことを後悔した。駐車場に来ている車もすごい。アルファ155Tiのレプリカは何台もいるし、プジョー206WRのレプリカもいる。ストラトスも1台77モンテレプリカがいたが、ほんとのストラトスかどうかは判らなかった。
しかし、皆きれいな車だ。鳥糞など付けたのは僕のデルタくらいのものだ。うーん、たまには洗ってやろうか。しかも、転勤してからというもの屋外駐車場なので、ボディの傷みが早いような気がしてきた。
ところでいろんなブースを見て回り、一昨年買い損なったブレンボのステッカーを手に入れた。ついでにスピードラインとマニエッティマレリのステッカーも買う。車をきれいにしたら貼ってみようかな。その後、デルタのパーツ屋さんでシフトブーツが安かったので買ってみる。ほかの部品も結構安く、良心的だ。またいるものがあったら頼んでみよう。
こんな訳で久々にくるま三昧の1日だった。(2002.5.26)

「イタ車談義」その32
季節は夏になろうかという今日このごろ、デルタに異変が発生した。
走行中に「パカッ」と点灯した、「エンジンチェックランプ」。うわさには聞いていたが、初めての現象だ。曰く、直らないとか、原因がよくわからないとか言うが、そもそも取り扱い説明書にも「エンジンチェックランプ」と書いてあるだけで、これが点灯したらどういう対処とれとか、何が原因かとか、全く書いてない。これってただの配置図だけだよなあと思いながら、そのまま乗るがよく観察すると気まぐれに点灯する。しかも水温が高い時に発生しやすく、点灯するとアイドリングも不安定になることから、水温センサーかなあとも思った。いきつけの修理屋へ持ち込んでいろいろ聞くが、はっきりと原因追及するならCPUテスターかけてみないと何とも言えないとのこと。水温センサーは怪しいかもしれないという意見で一致した。
そうはいいながら、高山にはCPUテスター無いので、うちで受けても岐阜へ外注に出すため、日数が欲しいとのこと。
こちらも4月から単身赴任となったので、車が無いのも困る。結局、暇なときに直接持ち込んでみるということで、とりあえずそのまま乗ることにした。
まあ、配線の接触不良の可能性もあるので、コネクター関係を差し直ししてみる。ついでにバキュームホース関係もチェックしてみる。
ここで、変なものを発見してしまった。バキュームコントロールバルブへ行っている管が抜けているじゃないか!!
ひょっとしてこれも原因か?と思い、ホースを付けようとするが手が入らないのでエアクリーナーのフタを外す。
ここでまた発見。エアクリーナーのエレメントが折れていて、すきまが空いている。しかもそのすきまから木の葉やら砂が入り込み、ボックスの底に溜まっているじゃないか!!おまけにボックスの底にヒビまで入っている。こんな状況ではエンジン不調になっても全然不思議でない。
とりあえずエレメントは折れを直して取り付けたが、交換が必要だ。ボックスのヒビは大したことないと判断してそのまま様子見。エアホースは取り付けた。
その後、アイドリング不調は改善された。エンジンチェックランプは頻繁には点灯しないが、どうかすると思い出したように点灯する。まあ、とりあえずこのまま様子を見てみることにする。(2002.5)


「イタ車談義」その31
寒い冬が過ぎようとしている。急に暖かくなったせいでもなかろうが、デルタのエンブレムが立て続けに脱落するということが発生した。フロントのHFマークの黄色部分が浮いてきたなーと思っていたのが数ヶ月前だったが、洗車していたらポリッと割れてしまった。寿命が近いと思って既に1個部品は取ってあるが、また1個発注しなければならない。結局約2年で交換ということとなった。
そこへもってきてリアゲートをバタンと閉めたら、リアの「インテグラーレ」のエンブレムがポロッと落ちた。なんだこれはと思い、良く見てみると2重張り合わせ構造になっていた。不思議な構造だ。日本の自動車のエンブレムでこんな構造のものは最近では記憶がない。はがれたのは文字の書いてある板だけが反って脱落したようだ。
そのまま両面テープで貼っても良かったのだが、気持ちもあらたに新品にしようかと思い、下の板もはがすことにした。しかし、こちらは強固に貼り付けられていて、なかなかはがせない。やっとはがして残りを白ガソリンなどでこすり、1時間以上もかかってしまった。
ひまがなかったので1週間ほどこの状態にしていたが、見栄えも悪いのでエンブレムを発注することにした。
通販で純正のものがあるかどうか聞いてみると「あります」との返事。早速送ってもらうことにした。
現在の物流事情はすごいものだ。24時間以内で我が家に部品が到着した。エンブレム1個に30センチ角くらいの箱は大げさな気もするが小さすぎてもいけないのだろうし、変な感じ。
さっそく新品のエンブレムを貼り付けてみる。しかし新品でありながら既に反っている。
うーん、一体どれくらい持つのだろう。ちょっと不安になってきた。