山と写真 

山の写真と言えば、その道の方のホームページを見れば、とんでもなくすばらしい写真はゴロゴロしている。
ここでは僕の絵日記代わりとして、つたない写真の解説をしたいと思います。
このページを見て、「俺も(私も)写真を撮りに山に登ってみようかなあ」という気になっていただけたら幸いです。

  

2000年鏡平1泊2日
先日、鏡平に行ってきました。お天気は夏でもあり、霞んでいましたが、朝はそれなりに晴れて写真をなんとか撮
れる状況ではありました。
ただ、思ったように写真が撮れていなくて、ちょっと不満。

            笠ヶ岳 2897m
笠ヶ岳は県境でない山としては岐阜県で最高峰。登山道の笠新道は急登で有名。僕が登るなら鏡平で泊まり、
弓折岳、抜戸岳と縦走して笠の小屋に泊まり、笠新道で降りるというルートが楽そう。

                       槍ヶ岳 3180m
槍はかつて上高地から登ったが、飛騨側からも登ってみたい。がんばれば1日で肩の小屋まで到達可能だが、
体力のない僕は槍平でやはり1泊したいところ。

            双六岳 2860m
双六はまたいつか登ろうと思う。今回、その気になれば双六の小屋まで1日で到達は可能だったが、朝の鏡平を
撮るために、あえて無理な行程はとらなかった。その作戦は成功し、ひろびろと眠ることができた。

 槍ヶ岳と月

                          鏡平の池に映る逆さ槍
鏡平に泊まったのも、この2枚の景色を見るためだった。ここではモルゲンロートはお目にかかれないが、幻想的な
風景ならこちらに軍配を上げたい。写真を撮る人も多く、池の畔はカメラが立ち並ぶ。

              笠ヶ岳と抜戸岳 2812m
今回、唯一のピーク、弓折岳の頂上からの風景。この後、大ノマ乗越から下降したが、このルートは廃道に近く、浮
き石と落石の不安、さらに踏み跡が解りにくいことにより、単独で夜間の行動は危険と思われる。

今回の山行での反省点。
1.三脚はやはり持っていくべきであった。
2.レリーズケーブルが必要だった。(後日購入)
3.露出のミスが多かった。これもAEロックかけなかった為で、いっそのことマニュアル一本で行った方が良かったの
  かも。
4.やはり35mmネガは粒子が粗い。感度落とすかリバーサル使用が良いのだろうか。中判カメラが気になりだした。


ここでクイズの答え
1.屏風岩      バットレスとも言われるが、迫力ある大絶壁。絶壁の向こうは前穂のゴジラの背中。
2.富士山の朝日  富士山というのはさすがに日本一の山だけあって、登ったときはムチャクチャきつかった。
3.伊吹山      伊吹おろしで有名。頂上には白鳥伝説のヤマトタケルの石像がある。
4.カブト岩      槍沢のルートで単調な登りの途中にこんなのが見られるとほっとする。
5.槍沢のカール  この下りで直径約80センチの落石が目の前で発生した時は生きた心地がしなかった。  

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